プロジェクトについて

プロジェクトについて

磯地区にお住いの住民の皆様方から、長年にわたり新駅設置の要望があり、鹿児島市への陳情も行われてきました。
平成28年9月には、鹿児島経済同友会、鹿児島県経営者協会、鹿児島県中小企業団体中央会の経済3団体が、「JR磯新駅設置に向けた協議会の設置」について要望書を鹿児島市の森市長に提出し、磯地区への新駅設置を検討・調査する必要性を訴えました。
鹿児島市は平成29年度に「磯新駅検討調査に関する協議会」を設置し、行政、住民、JR、経済団体など関係者が平成29年度から平成30年度にかけて議論を重ねてきました。
平成30年12月に発表された、協議会の検討結果は以下のとおりです。

①交通シミュレーションの結果、渋滞が現況より改善する時間帯がある一方、悪化する時間帯もあること、また、一部の時間帯に通過列車を設けることについて、地元住民や道路利用者の理解が得られること。

②駅設置によって、世界遺産と国の史跡の価値が損なわれないこと。

③経済界の理解のもと、地域活性化の核となる経済界が主体的に進める体制が構築されること。

上記3点が整った場合には、駅設置は可能であると考える。

【付記】
鹿児島県トラック協会の委員から、交通シミュレーション結果より渋滞が悪化することが懸念されることなどから、国道10号鹿児島北バイパス整備後の駅設置をお願いしたいとの理由で、賛同できないとの意見があった。

この結果を受けて、平成31年3月に経済3団体が中心となって「磯新駅設置推進協議会」(藤安秀一会長)を設立しました。同協議会は磯地区への新たな鉄道駅設置に向けて、機運醸成を図るほか、新駅設置に係る建設費用や新駅の設置手法に関する具体的な協議を行い、新駅設置の事業主体を設立することを目的に活動しています。

JR「磯新駅」設置プロジェクト

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