インタビュー / 未来を語ろう!

インタビュー

あなたが描く
磯新駅から広がるまちの未来とは?

プロジェクトに関わる人々の
目指す磯新駅や磯地区の未来像、
思いをご紹介します。

磯町内会  副会長 後潟 淳さん

シンプルでありながらも、
歴史、文化を大事にしている駅に!

磯町内会
副会長 後潟 淳さん


平成25年4月~ 磯町内会副会長に就任。町内会、地域住民代表として活動している。
観光客や地元の人たちが気軽に立ち寄れる仙巌園の近くにあるカフェ「キッチンカフェ小春日和」のマスター。
地域住民として、また観光客のお客さんから意見をよく聞く立場として意見交換をしつつ、磯新駅の設置実現に尽力している。

▷海外や国内の観光客、ご家族連れが多い磯地区

磯地区の一部が「世界遺産」に登録されるかもしれないという話を聞き、観光地のすぐ近くに「カフェ」が無かったので自分たちでカフェをやってみようか?!ということで始めました。2012 年12 月1 日にオープンし、10 年ちかく夫婦でやっています。隠れ家的な小さな店ですが、観光客や地元の方たちに気軽に立ち寄っていただいています。
オープン当初と比べると海外や国内の観光客や地元の方、リピーターのお客様が増えてきました。
ただ、コロナ過で観光客やランチタイム以外の時間帯のお客様が激減しました。

磯町内会  顧問 後潟さん

▷狭い歩道、公共の駐車場が無い等、来訪者にとって不便な部分も多い現状

磯地区は、鹿児島観光の定番スポット「仙巌園(せんがんえん)」や「尚古集成館(しょうこしゅうせいかん)」「反射炉跡」「旧鹿児島紡績所技師館(異人館)」の構成資産が「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録されており歴史的にも重要な位置づけの地区です。
目の前に雄大な活火山の桜島を眺めながら泳げる「磯海水浴場」は、ウインドサーフィン、カヌー、ボードセーリングなどのマリンレジャー、釣りなどを楽しむことができ、海水浴場周辺には磯名物の両棒(ぢゃんぼ)餅店、カフェ、マリンショップがあり魅力ある地域です。
しかし、狭い歩道、公共の駐車場が無い、磯地区全体の案内板が設置されていない等来訪者にとって不便な部分も多々あります。
この不便な状況が改善できればもっと快適で居心地のよい磯地区になるのではないでしょうか。

▷磯地区を官民一体で「安全・安心で快適な居心地のよい空間作り」を目指したい

磯地区を官民一体で「安全・安心で快適な居心地のよい空間作り」を目指して歴史、文化、経済など様々な要素を読み解き、磯地区の課題を発見し、解決する取組が必要ではないでしょうか。
「磯新駅」ができることにより交通手段が増えて磯地区の人や来訪者にとって移動する機会が今まで以上に増えるのではないかと思います。観光、買い物、病院通い、ちょっとした用事で出かけるとき等にも便利になるかもしれません。
桜島や仙巌園、異人館、磯海水浴場等の景観が損なわれない「シンプルでありながらも歴史、文化を大事にしている感じ」の駅にして欲しいですね。駅ホーム内に「磯地区の全体案内板(歴史・文化・ショップ等)」をぜひ、設置してもらい観光客や地元の方々が磯地区を回遊するきっかけ作りになるのではないかと思います。
あと、現在「磯新駅(仮称)」となっていますが、いつまでも「磯(新)駅」というのはどうかと思うので新駅開業の1 年くらい前から駅名の募集をして磯地区以外の人にも関心を持つような取り組みもしてもらいたいですね。