もっと知りたい!Q&A

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Q.どこに駅をつくるの?

A.

景観や交通事情を考慮して
尚古集成館前に設置する計画です。

既存の線路に沿い、世界遺産指定範囲への影響が最も少なく、かつ4両編成にも対応できることから、駅ホームを尚古集成館前 海側付近に設置する計画です。
それに伴い、国道(市街地方面行き)を拡幅し、左折専用レーンが整備されます。

配置計画案

パース図

マップ図

Q.道路の渋滞は大丈夫?

A.

交通シミュレーションに基づき
安全で効果的な渋滞対策を行います

国道10号線は慢性的な渋滞が起きているため、駅の設置とそれに伴う道路の変更により、渋滞の悪化を心配する声も多く寄せられています。交通量の調査やシミュレーションを行い、停車時間や踏切遮断時間の調整による効果的な渋滞対策をとり、より安全で利用しやすい駅設置を目指します。

対策1. 国道下り方向に左折専用レーンを検討

駅設置に伴い、姶良から市街地方面への国道の整備が必要です。交通量の調査とシミュレーションの結果に基づき、旧集成館前交差点に170mの左折専用レーンや渋滞緩和に効果的な整備を検討します。

 国道下り方向に左折専用レーンを検討
対策2. 踏切の遮断時間を短縮 +

対策2. 踏切の遮断時間を短縮

安全を確保しながら、できるかぎり踏切の遮断機が下りている時間を短縮する方法についてJR九州と協議してすすめています。

踏切の遮断時間を短縮
対策3. 朝のラッシュ時は通過列車を設定 +

対策3. 朝のラッシュ時は通過列車を設定

特に、毎朝の通勤ラッシュの渋滞には多くの人が悩まされています。そこで、平日午前7時~9時は通過する便を設ける事を想定しています。

過去の交通シミュレーションより

調査日 方向 区分 朝ピーク 7:00~9:00
 【その1】
7時台:下り3本停車
8時台:下り3本停車
【その2】
7時台:下り3本停車
8時台:下り3本中2本通過
【その3】
7時台:下り3本中2本通過
8時台:下り3本中2本通過
平日7月10日(火) 国道10号
(市街地から姶良方面)
滞留長
通過時間
国道10号
(姶良から市街地方面)
滞留長 ×
通過時間 × ×
市道上本町磯線
(市街地から姶良方面)
滞留長
通過時間

○:現況より改善、-:現況程度、×:現況より悪化
上記の【対策1】【対策2】も行ったと仮定したシミュレーションに基づく結果です。

交通シミュレーションについて

新駅が設置された場合を想定し、平日と、観光客の多い休日のシミュレーションを実施しました。

交通実態調査日時
平日:平成30年7月10日(火) 7時〜 19時
休日:平成30年7月14日(土) 7時〜 19時

今後の主な課題

現在もさらなる改善に向けて、磯駅設置による道路渋滞の緩和や磯地域の安全対策に取り組んでいきます。

□ バス停の移設について関係機関との協議・調整
□ 磯新駅から仙巌園までの歩行者の安全対策 など

Q.期間や事業費って
どのくらいかかるの?

A.

総額約6億円の一大プロジェクトです。
2024年度の開業を目指しています。

 駅設置については、道路交通への影響や費用対効果、世界遺産・史跡、景観への影響など多方面から慎重に検討を重ねてきました。駅舎の建設、周辺環境整備を含めた事業の予算は約6億円。2024年の開業にむけ、これからも行政、地元住民、JR、経済団体など関係各所との連携を図りながら、プロジェクトを進行してまいります。